原作 九里一平、タツノコプロ企画室
テレビアニメ放送期間 1983年4月9日~9月24日
テレビアニメ放送時間 土曜日 19時30分~20時00分
放送局 フジテレビ系列
話数 全20話
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[csshop service=”rakuten” keyword=”イタダキマン” sort=”-sales” pagesize=”1″ mode=”embed”] ●概要 (説明はWikipediaより)
フジテレビ系列で放映された、タツノコプロ・フジテレビ制作のテレビアニメ。
『タイムボカンシリーズ』第7作目。
タイムボカンシリーズ最後のモノラル放送でもある。
各種設定は『西遊記』をモチーフにし、前作までの巨大ロボット路線から巨大変身するヒーローものになっている。
本作ではタイムトラベルはしないが、シリーズの主たるテーマだった「モノ探し」の要素が復活。
作風も前番組『逆転イッパツマン』にあったシリアスな要素が払拭され、シリーズ本来のコメディーとなり、原点回帰を目指した。
その上で、「主人公が素性を隠して平素は三悪人と行動している」「イタダキマンの毎回の敵は妖怪であり、三悪人は妖怪の戦闘をサポートするセコンド的立場となった」「これまでメカに乗り込んで戦ってきたヒーロー自身が巨大化変身して戦う」など、新たなアイデアも導入している。
企画段階では「オシャカマン」というタイトルだったが、「おしゃかになる」が「だめになる」という意味になり縁起が悪いために改題された。
『イタダキマン』のタイトルの由来は「視聴率を戴く」という意気込みを込めたものである。
これまで『タイムボカンシリーズ』の放映時間が18時30分だったのが、本作では1時間遅い19時30分からに移動した。
しかし、第20話で打ち切りという短命に終わり、『タイムボカンシリーズ』も本作で一旦終了することになった。
あらすじ (説明はWikipediaより)
オシャカ様はオシャカ学園のオチャカ校長を通して、三蔵法師一行の子孫の3人である三蔵法子、サーゴ・浄、猪尾ハツ男にオシャカパズル集めをするよう命じる。
オシャカパズルにはお釈迦様が残した大切な宝のありかが秘められている。
3人は旅に出てパズル集めを開始するが、オシャカ学園を目指す万年浪人のヤンヤン、ダサイネン、トンメンタンの三人は、パズルを集めれば宝が手に入る上にオシャカ学園入学の口実になると考え、法子たちの邪魔とパズルの横取りを始める。
しかし、法子たちがどこかで襲われるとイタダキマンがやってきて悪玉トリオをやっつける。
登場人物 声優 (説明はWikipediaより)
孫田 空作 / イタダキマン 声 – 田中真弓
生き別れの母を捜す10歳の少年。
歴代シリーズ中最年少の主人公であり、シリーズ中最も好戦的で、その上粗暴で口が悪いヒーロー。
戦闘中は減らず口をのべつまくなしに叩く。
「たてまえトリオ」の持つ小猿ロボット「オモンキ」の出す音に反応してイタダキマンに変身する。
さらにイタダキマン二段変身でプロテクターを顔以外の全身に身をまとい自身が巨大化して戦う。
戦闘は如意棒を使った白兵戦で戦い、これまでのシリーズのようにメカ戦はほとんど行わない。
毎回の戦闘ハイライトは、腰に付けたひょうたんから出す「ひょっこりひょうたん玉」。
この玉を掌に乗せイタダキマンの息を吹きかけると細かく分裂し、それがゾロメカとなって相手妖怪に襲いかかる。
なお、普段は「たてまえトリオ」ではなく二束三文トリオと行動を共にしている。
その理由はオチャカ校長の命令で二束三文トリオを監視するためであり、天罰を喰らう彼らを一人嘲る場面もある。
サブタイトルの読み上げやアイキャッチコールも担当しているが、サブタイトルの読み上げを主人公が行うのは、これがシリーズ初となる。
オチャカ校長 声 – 及川ヒロオ
オシャカ学園校長。
頭がでかく、大仏のデフォルメのような顔をしている。
たてまえトリオにオシャカパズルの捜索を命じる。
お釈迦様の霊が憑依するとオシャカン鳥を召喚して、オシャカパズルの在処の指示を下す。
ただし、いつもはセクハラ爆発なスケベ上司であり、カンノ先生に触りまくったり卑猥な言動を繰り返す。
お釈迦様が降霊している際には頭が金色に輝く。
カンノ先生 声 – 梨羽雪子(現・梨羽侑里)
お色気たっぷりの女教師で、事実上の教頭的立場。
校長がたてまえトリオに指示を出す際に同席する。
しかし、いつもはオチャカ校長のセクハラ被害に遭っている。
オチャカ校長がパズルの指示を出す際にはカンノ先生がステレオで決まった音楽を流すことになっているが、中盤から最初に間違った曲を流して一同がボケをかますのがお約束。
オシャカン鳥 声 – 富山敬
全世界を飛び回り、この世のすべての秘密を知っているという、オシャカ様のおつかい鳥。
オチャカ校長に召喚され、オシャカパズルのありかを「たてまえトリオ」に伝える。
中盤から登場しなくなる。
オモンキ
オチャカ校長のマスコットロボット。
シンバルを持った小猿の姿をしている。
いつもは校長室でお茶などを入れているが、空間移動機能を持っており、「たてまえトリオ」がパズル探索を行う際には現場まで一行をテレポートで送り届ける。
また、手に持ったシンバルの音響はイタダキマンを呼び寄せる力を持っている。
三蔵 法子 声 – 及川ひとみ
三蔵法師の直系の子孫。
17歳。
オシャカ学園の優等生。
一見清楚で美しい女の子だが、その内面は性悪で高飛車、ついでに暴走すると乱暴な振る舞いをしてしまう。
見かけに反して腕っぷしも大変強く、暴漢相手にも負けない。
パズル探索においては白い軽装になり、校長から与えられたロボット馬に騎乗する。
サーゴ・浄 声 – 島田敏
沙悟浄の子孫。
背が高くハンサムな男子学生だが、口が先行して行動はあまり伴わない。
坊ちゃん育ちで美人には弱い。
パズル探索の際には緑色の軽装になる。
猪尾 八ツ男 声 – 西村智博(現・西村朋紘)
猪八戒の子孫。
明るくて真面目で力持ちだが呑気である。
存在感があまり濃いとは言えない人物だが冷静沈着で直感力に優れ、法子と浄が見かけに反してあまり頼りにならない「たてまえトリオ」のかすがい的な存在。
パズル探索の際にはピンクの軽装となる。
ヤンヤン 声 – 小原乃梨子
家伝で「三蔵法師」の子孫と教えられてきた女性。
25歳。
浪人8年目だが、それでもオシャカ学園に入学したいなど上昇志向は強い。
気が強く欲張りだが空作を弟のようにかわいがっているという母性愛が強い一面も。
家に代々伝わる竜の呼笛(たつのこぶえ)を持ち、この笛で龍神の娘である竜子を呼び出せる。
この笛のデザインはタツノコプロのCIがモチーフとなっている。
ダサイネン 声 – 八奈見乗児
家伝で「沙悟浄」の子孫と教えられてきた男。
26歳。
オシャカ学園を目指して浪人中。
ヤンヤン、トンメンタンと同居している。
『逆転イッパツマン』のコスイネンの容姿をほぼ受け継いでおり、家伝の「沙悟浄の皿」を持っている。
当初は自身ではメカを製作せず、出現する妖怪の意思を乗っ取ってイタダキマンと戦闘していたが、後半は視聴者の投書から自らメカを設計し、竜子へ製作を発注するようになった。
なお、彼がボタンを押す際には「ダサっとな」または「ダサっと!」と言う。
視聴者への呼びかけは「全国の予備校生の諸君!」。
オープニングの最後のセリフは、「(「いただき」に対して)あげないよ!」。
トンメンタン 声 – たてかべ和也
家伝で「猪八戒」の子孫と教えられてきた男。
30歳。
オシャカ学園目指して浪人中。
ヤンヤン、ダサイネンと同居し、机を並べて勉強中。
『逆転イッパツマン』のキョカンチンの容姿をほぼ受け継いでいるが、こちらは坊ちゃん刈りの可愛らしいおかっぱ頭になり更に可愛らしくなった。
家伝の「猪八戒のシッポ」を持っている。
食べ物に関する嗅覚が鋭い。
竜子 声 – 坂本千夏
オシャカ学園のそばにあるオタマガ池に住む竜神の子。
スカートをはいた女の子の姿で現れるが竜の尾が生えている。
ヤンヤンの吹く竜の呼笛で呼び出され、デンデンメカに変身して三悪人と行動を共にする。
普段は三悪に忠実であるが、負けそうになると自分だけ逃げ出してしまうことが度々ある。
可愛い女の子であるが、寝とぼけたような口調とのギャップが大きいユーモラスなキャラクター。
語尾に「~でありんす」をつけて話す。
ナレーター 声 – 富山敬
富山は前作の主役から再びナレーターに返り咲いた。
次回予告のナレーションも担当。
デンデンメカ 声 – 坂本千夏
本作における三悪のコアメカだが、実は竜子が変身したものであり、本当の機械ではない。
カタツムリをモチーフにした外観をしており、座席部分が露出している。
世界中をテレポートして飛び回る。
「一心同体!」のかけ声で口から妖怪をコントロール出来るアンテナを吐き出し、出現した妖怪に取り付けて操ってしまう。
アンテナを付けられた妖怪には巨大化したりパワーアップするなどの効果が現れる。
コックピット正面計器類の中になぜか竜子のおっぱいが混じって露出しており、ボタンと乳首が紛らわしいという困った仕様になっている。
間違って押すと悩ましい声を上げる。
リリーフメカ
三悪トリオ自身が戦うために竜子に作らせた伸縮メカ。
ダサイネンの発注書に基づいて竜子が製作し、野球のリリーフカーに乗せて現場に持ってくる。
人間大ののっぺりとした人形だが、竜子が熱い息を吹きかけると膨張して巨大メカに変化(外観は自動的にその回に登場した妖怪をモチーフにしたものになる)。
三悪はコックピットに、竜子は機関室に乗り込む。
コックピットはデンデンメカと同じ内装になっており、なぜかおっぱいまで再現されている。
ブタ 声 – 富山敬
本作のブタは展開の変化に合わせて「その時!」と言いながら画面に注目させるワンポイントキャラとして登場。
顔が時計になっていたり、展開の流れに合わせた格好で登場することが多い。
占いトリオ 声 – 島田敏、田中真弓、富山敬
デンデンメカに搭載されたコックピットメカ。
三悪の戦いの行く末を占う。
「大吉くん」「中吉くん」「大凶くん」の3体のうち、どれか1体が出てくるが、結果的にほぼ全てが「大凶くん」だった。
また、終盤では、大吉くん3体が出たところ「そんなはずはない」と訝しんだ三悪の突っ込みに対して「ふっふっふ、よく分かったなぁ」と言って大凶くんの姿に変身するなどのギャグが繰り広げられる。
【主題歌 (説明はWikipediaより)】
【オープニング】
【曲名】 いただきマンボ
【作詞】 康珍化
【作曲】 古田喜昭
【編曲】 クニ河内
【歌】 田中真弓
【エンディング】
【曲名】 どびびぃーんセレナーデ
【作詞】 山本正之
【作曲】 山本正之
【編曲】 クニ河内
【歌】 きたむらけん
【挿入歌(第18話)】
【曲名】 オチャカ校長のテーマ
【作詞】 古田喜昭
【作曲】 古田喜昭
【編曲】 クニ河内
【歌】 藤原誠
【挿入歌(第1話と第2話)】
【曲名】 われらがイタダキマン
【作詞】 津田義彦
【作曲】 津田義彦
【編曲】 クニ河内
【歌】 宮内良
【挿入歌】
【曲名】 イタダキマンの歌
【作詞】 山本正之
【作曲】 山本正之
【編曲】 神保正明
【歌】 山本正之
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